2024年8月12日撮影

Nyhavn ニューハウン (新しい港)
北欧デンマークの首都コペンハーゲンにある『ニューハウン』(Nyhavn)は、長さ400メートルの通りにカラフルな建物が並ぶ観光名所。
1673年に完成した『ニューハウン』の意味は「新しい港」。コペンハーゲンで最も賑わっている観光地。
カラフルな建物になった理由は、漁師が港に帰った時に自分の家がすぐに見分けられるようにするため。
18世紀に作られた美しい港町に惹かれたアンデルセン(1805 - 1875)が童話作家になった最初と晩年をニューハウン67番地で過ごした。今もその建物は残っている。
スウェーデンなどヨーロッパに行く際、コペンハーゲン空港で航空乗り継ぎ/トランジットで時間があったら『ニューハウン』に立ち寄ってみよう。
コペンハーゲンには、ニューハウンの他に、徒歩圏内にチボリ公園、ローゼンボー城、ファッション街ストロイエもある。
しかし、短時間しか観光できない場合はニューハウンに行っておけばOK。
コペンハーゲン空港からの行き方
デンマークのコペンハーゲン空港でトランジット乗り継ぎ時間が3時間前後ある場合は、「Nyhavn (ニューハウン)」に出かけると良い。
(1) 大きい荷物は空港のロッカーに預ける。
(2) 地下鉄M2線に行きチケットを購入する。Kongens Nytorv駅まで8駅13分。
(3) 下車して地上に出て運河に向かって200メートル歩くと到着。
(4) 運河沿いのカフェ/レストランでくつろぐ。
(5) 乗り継ぎ時間に余裕を持って空港に戻る。手荷物検査場が激混み大行列でかなり焦る。

運河の両側に色とりどりの建物が並ぶ。

船が停泊しており、港町の雰囲気を感じることができる。

カフェやレストランが軒を連ねるのは運河の北側。

運河の南側にもカラフルな建物が並ぶ。しかし、路地にレストランなどのお店はない。

運河沿いにお店が並ぶ。

天気が良い日はカフェ・レストランのテラス席で食事をしよう。
写真の右側にストーブが置いてある。写真撮影時は8月上旬だったが、北欧なので寒くなるためか。

席に座って、カラフルな建物を見ると観光気分を味わえる。

コーヒーを飲むだけでもニューハウンを満喫できる。

いい雰囲気の路地があったのでトンネルを潜ってみると、、、(下の写真)

ワインやビールが飲める雰囲気のいい建物があった。
時間があれば寄りたい場所だった。

ニューハウンの運河から一本入った道。落ち着いた雰囲気。
アンデルセンが住んでいた家
Hans Christian Andersen's House
童話作家・アンデルセン(1805 - 1875)が住んでいた家が、運河の南側にある。
外壁に案内板が貼られている。
アンデルセン童話の代表作は「人魚姫」「みにくいアヒルの子」「マッチ売りの少女」「雪の女王」など。約170の作品を遺している。
スカンジナビアとはどこの国?
『スカンジナビア』はデンマーク、スウェーデン、ノルウェーの3ヶ国。
カルマル同盟という、デンマークのマルグレーテ女王を君主とした同君連合の国々。
地図を見ると、スウェーデンとデンマークとは海を挟んでいるのになぜ同じスカンジナビアかというと、昔は同じ国だったから。1523年、スウェーデンはデンマークから独立した。
したがって、『スカンジナビア航空』はデンマーク、スウェーデン、ノルウェーの3ヶ国の共同運営。
フィンランドは、スカンジナビアの国々に入っていないため、独自に『フィンエアー』という航空会社を持っている。